カウンセリングでの対峙…次のステージへ…

日々の個別カウンセリングやグループCGを通して。
改めて気づくこと。 

 

CGにおいて、いよいよCLさんと対峙する必要がある場合があります。

COは自己一致と純粋性をもって、

CLの真の利益・有益性になるという思いで、ある種、真剣勝負に出る時があります。

ここまで率直に伝えたら、CG契約が終了するかもしれない、という側面を含んでいるけれど、1人の人間として愛を持って接する時です。

 

カウンセリングの段階として

まずは、信頼関係を構築・リレーション作りのためにCOはしっかりとかかわり、

次にCLが「ここまで深い話や否定的な話をできたのは初めてかもしれない」というくらい話せるように、COは無条件の肯定と共感的理解を言葉はもちろんのこと非言語的コミュニケーションといった真摯で誠実な対応で接していきます。その中で、何を話しても受容されることで、CLは自己に対する肯定感やポジティブなエネルギーが再び溜まっていきます。

そして、次の段階として自身の課題にCL自身が気付き、それらを認め、取り組みたい、と思えるような応答をCOは試みていくのですが…

 

この段階で、CGに来なくなる方もいらっしゃります。

 

いざ、自身の課題に気付くと…

それを変えたくない、変わりたくない、変える必要があるのか?という葛藤、

変えたいと思っても、そう容易には変わらないことへの落胆や、

今までの自分を否定しなければならないのではないか、それはしたくない、という想い、

何で自分が変わらなければならないのか?

と怒りを感じるCLさんもいます。

 

それでも、日常とは正直なもので、多くの方のそれぞれの課題はその方の生活の中で明確になっていくもので、その方のライフレッスン・人生課題は、成長痛を覚悟しながら真剣に取り組まない限り、形を変えてでも次々にその人に訪れるものでもあります。

 

 

対峙の時のCOは潔く、覚悟を決めて誠実に接します。

 

上手くいかないかもしれないけれど、今、ここで伝えない方がCLの真の成長にはならない、という判断の下に。そのタイミングがとてもとても大事です。

 

もちろん、不成立の時もあるかもしれないけれど、

 

それらが、CLさんの中に少しでも伝わった時は…

COをやっていて本当に良かった…と思える時です。

 

 

すぐに出来なくてもいい。

また同じパターンを繰り返してもいい。

目に見えて変わらなくてもいい。

そのプロセスをご一緒できることに感謝して。

  

 

私たちカウンセリングルーム-Quality Of Life-が皆様にとりまして羽を少し休め、

新しいエネルギーをチャージし、新たな見方や感じ方がふと思いついたり、心が温かくなったり、まいっか〜と何かから解放されるような、そんな場所と時間になりますよう心より願っております。

✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩

<カウンセリングルーム -Quality Of Life->

ホームページ:https://qol-counseling.jimdo.com

メール:qolcounseling7@gmail.com

✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩