無条件に愛情を注がれるべき時に

日々の個別CGやグループCGを通して。改めて気づくこと。

 

無条件に愛情を注がれるべき時に、

無条件に受容される必要がある時に、

様々な事情により、

愛情を注がれなかった人・存在や自由な反応を受容されなかった人・身体的のみならず言語的な暴力を受けた人がその後のその人の長い人生においてどれほどの生き苦しさが残るのか。

想像したこと、ありますか?

 

大人になっても

いつでも『注目・受容・理解≒愛』が欲しくて、つい奇抜にみえることをしたがってしまう、

『注目・受容・理解≒愛』が欲しくて「あっと驚かせることをしてやろう」や「ナニモノかになってやろう」と、いつも見えない大きな大きな夢や企み、目標を持ちながら、

その大きな大きな夢や企み、目標に押しつぶされそうになったり・・・
時には本当に押しつぶされて動けなくなってしまったり、

アップダウンの激しい精神状態が常になってしまったり・・・

いつでもどんな時でも自分が中心でいたいがために

自分に注目を集めるために人様の話題を奪ってしまったり、心配させたり、

駄々をこねてみたり、思わせぶりなセリフを途中までで止めてみたり、不機嫌になってみたり・・・

人を羨ましく思うエネルギーだけが大きくなってしまったり、

人の幸せを喜べなかったり、

すべてを人のせいにしたり。

そこまでの関係性ではまだないのに、相手にこの空虚感を埋めて欲しい、わかって欲しい、を求めすぎて相手に驚かれてしまったり、または重たく感じられてしまったり、引かれたり・・・

または、相手に過干渉になってしまったり、境界線を侵してしまったり、過度なアドバイスをしてしまったり、相手に完璧を求めすぎたり、無理難題を押し付けたり・・・
人との距離感がうまく掴めなかったり。

急に自信がなくなってしまったり、急に万能感が溢れてきたり・・・

急に自暴自棄になってしまったり。

 

 

成長課程における幼少期に構築されることが望ましい『基本的信頼・愛着形成』。 

 

 

残念なことに、

私たちは子どもに戻ることは出来ないけれど

大人になった今、

ご自分が子どもの時に本当はして欲しかったことを

ご自分がご自分に対してする。

 

また、

もし、子育て中であったり、近くにお子さんがいらっしゃる場合は

『本当はこうして欲しかったよね。そうだったよね。よしよし。いい子いい子。そうだよね。うんうん。』

と、ご自分が幼少期に本当にして欲しかったことをぜひお子さんにしてさしあげてください。

それによって、ご自身も生き直すことが可能になります。

 

ご自分の中にある幼少期の自分をしっかりとご自分で愛し直してあげてください。

 

 

これらが独りで難しい時に、私たちがここに居ます。

 

ぜひ、改めて自分は本当は何を望んでいたのか?何を得たかったのか?に気づき、

また、それらを潔く認め、それらを他者に求めるのではなく、

自らがそれらを自分自身にも他者にも与える人間に成熟するようご一緒に生き直しを致しましょう。

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