心・気持ち・感情の境界線

本日も安心安全な場所でグループカウンセリングを。

本日のテーマは『境界線』

 

個人の体の境界線は肌。

 

では、個人の精神的・心理的な境界線は何でしょう?

 

『気持ち・感情・考え方・思考』

 

他者が肌の中に入っていけないように、この領域は、

パートナーであっても、親子であっても、上司と部下であっても、仲の良い友人であっても、家族であっても、本来、土足で入り込んで支配することはできないもの。

 

でも、知らないうちに他者が土足で入ってきていた、ということ、ありませんか?

 

知らないうちに招き入れていた、と思われる行動を、つい、自分自身が、

とっていたかも、ということはありませんか?

 

最初は、まぁ・・・いいか、と思っていたが、

我慢に我慢を重ねていたら、ついに怒りを伴ってNo.と言わなければいけなくなっていた、など。

 

関係性を大切にしたい、と思う相手であればあるこそ、 

小さなNo.を早めに、

感情的にならずに、

これからも良好な関係性を続けたい相手であれば尚更、日々の感謝を伝えながらもしっかりと言葉でNo.を伝えることの大切さ。

 

そして、誰かの言うことを考えることなく鵜呑みにしないことも大切です。

他者の話を聞くことは大切ですが、一旦、聞き、そこから自分自身の思考回路を通し、必要なものだけを取捨選択し、さらに考え、本当に自分にとっているものか、いらないものか、判断する力は、生きる力。

 

いつでもご自身の選択や行動を他者基準にしていませんか?

自分の言葉を信じず、他人の言葉をすぐに信じ込んでいませんか?

他力本願になっていませんか?

依存することがクセになっていませんか?

思考することを放棄していませんか?

 

これらを続けていくと、支配されることに慣れきってしまい、自分で決められない人生、自分の人生の主役になれない、急に虚しくなる、人生を楽しめない、他者がいないと何もできない人生の始まりです。

 

自分の人生の幸せ度を決めるのは他者評価より自己評価。

 

みんな、自由に、それぞれ、自分のスピードで、自分の思考回路やクセに気づいていく。

もしそれが手放したいものならば、手放せばいい。

でも、手放したいのに、手放せない時に、

苦しいことを、何度も話したい時に、

自分の内側を語りたい時に、

他者の内側の話と共鳴したい時に、

なんか、こういう空間ってありそうでない、という体験を。

グループカウンセリングの存在は、あなたのペースを尊重し、心を共にします。

 

メール:qolcounseling7@gmail.com